Y!mobileショップなどで良く聞くフレーズに、「機種代実質無料」と言う文言があります。
これは良い!と思い契約したものの、普通に機種代の請求も来ている方がほとんどだと思われます。
そこで、ここではこの「機種代が実質無料です」のカラクリについてご紹介いたします。
機種代無料の機種や契約とは?
実際に月額として請求される際の項目として大まかに分けるとすれば、
・機種代金の分割(一括の場合はなし)
・プランの料金
・割引
・通話料
・オプション
・ユニバーサルサービス料2円
これらの項目から構成されることになります。
そして、「機種代実質無料」の端末を購入した場合、普通であれば機種代金の分割が0円だと思われるだろう。
ではこれらを踏まえて、機種代無料と呼ばれる契約をみてみましょう。
simのみ契約
まずは、ワイモバイルで提供しているsimフリー機種などで使用できるsimのみ契約です。
この契約では、端末はお客さんに用意してもらっている状態ですので、そもそもスマホの支払いは存在しません。
また、この契約で使える音声sim自体には、本体代などは発生しないので、「機種代金の分割」を除いたプランやオプションなどの料金のみとなります。
よって、simのみ契約では機種代金が0円と言えるでしょう。
この契約は何らトラブルはないのですが、問題は次の項目にあります。
機種代金「実質0円」DIGNO E
私が聞くトラブルの中で一番の頻度を誇るのが、この「実質0円機種」にあります。
ワイモバイルで販売している機種で言えば、DIGNO Eがこれに該当する機種でしょう。
ショップでもオンラインショップでも、DIGNO Eは実質0円の機種であると謳っていますが、これは機種代が0円という訳ではなく、実質0円という意味なのです。
よって、請求にはきっちりと「端末代 分割支払金/賦払金」としての項目に金額が表示されます。
では、これのどこが機種代金実質0円なのか。
それはこの端末代 分割支払金/賦払金いわゆる機種分割金額と同額の月額割が発生する為なのです。
DIGNO Eの場合、機種代を分割で購入すると毎月1,782円の請求が発生しますが、月額割という機種分割金の負担を軽減させれる割引が同額の-1,782円発生するのです。
したがって、実質毎月の分割金額は0円と同じような状況、実質0円という条件になるのです。
ちなみに、現在機種代金0円の機種は、
・DIGNO E
・nova lite
・Android One 507SH
の3機種でございます!
総括!ワイモバイルの機種代無料の請求の真実
ワイモバイルで完全に機種代金が請求書にも表示されない契約はsim契約となります。
また、実質機種代金が無料とされるDIGNO Eは、完全な無料という訳ではなく月額割で同額の割引があるという意味合いですので、実際は請求書の内訳でも記載があるように機種の分割代金は請求に入ります。
この点はしっかりと理解をしておかないと、後々トラブルの元になるのでちゃんと把握できている状態で契約したいところですね^^